小規模企業景気動向調査|令和元年11月期

~消費税増税による需要の停滞・最低賃金引上げ・働き方改革対応に苦しむ小規模企業景況~

調査概要

調査対象:全国約300商工会の経営指導員
調査時点:2019年11月末
調査方法:対象商工会経営指導員による調査票への選択記入式

産業全体

11月期の小規模企業景気動向調査は、売上額DIを除き3DIで悪化となった。悪化幅は、業況DIでわずか、採算DIと資金繰りDIで小幅であった。先月に税率が引き上げられた消費税の影響は大きく、業種を問わず売上の鈍化や原価高による業績悪化の声が高まっている。また、先月に引き続き、最低賃金の上昇に悩まされているとの声や、労働者の有給休暇5日取得の義務化を含む改正労働基準法が今年4月に施行された影響で、人材不足の中、休暇の取得時期についての課題が顕在化している旨のコメントが目立った。

(全国商工会連合会より)

産業別レポート

icon_pdf小規模企業景気動向調査レポート(令和元年11月度).pdf(PDF:312kb)

グラフ

icon_pdf小規模企業景気動向調査グラフ.xls(XLS:3Mb)

景気動向トレンドグラフ(10年推移)

icon_pdf小規模企業景気動向トレンドグラフ 令和元年11月.pdf(PDF:224kb)